競馬ニュース 競馬ノート [京都大賞典]ヒシアマゾンにスイープトウショウ……。淀の大賞典を駆け抜けた牝馬たちの軌跡。 2021年10月10日 現在改装工事中の京都競馬場で開催されるG2京都大賞典(以前改修工事が行われた1994年と今年は阪神競馬場開催)は、東京競馬場1800m戦のG2毎日王冠と並んで「秋の訪れ」を感じるレースではないでしょうか。天皇賞(秋)やジャパンカップなどのG1レースに向けて、多くの名馬が淀の2400m戦に挑みましたが、グレード制導入後に... zakkey(ザッキー)
競馬ニュース 競馬ノート [サウジアラビアRC]エアグルーヴやメジロドーベルを輩出。かつての出世レース、いちょうSを探る。 2021年10月6日 サウジアラビアロイヤルカップ(以下サウジアラビアRCと略)は2021年で7回目を迎える2歳馬重賞で、比較的新しいレースだ。しかし、過去6年の勝ち馬からはダノンプレミアム(2017年)、グランアレグリア(2018年)、サリオス(2019年)と後にG1ホースとなった馬が3頭輩出している。そしてサウジアラビアRCの歴史を辿っ... おかの ひろのぶ
競馬ニュース 競馬ノート [スプリンターズS]フラワーパークにアストンマーチャン……。スプリンターズステークスで男勝りのスピードを発揮した快速牝馬たち。 2021年10月1日 近年は「牝馬が強い時代」といわれ、それが世界的にトレンドとなっている。 日本の競馬も例に漏れず、過去10年(2011年〜2020年)の年度代表馬のうち半分が牝馬。そして、2020年に行なわれた芝の古馬かつ牡・牝混合のGIは、天皇賞・春のフィエールマンを除き、すべて牝馬が勝利した。 もちろん、日本の長きにわたる競馬史を紐... 齋藤 翔人
競馬ニュース 競馬ノート [日本テレビ盃]フリオーソにアブクマポーロ……日本テレビ盃で勝利した地方の名馬たち。 2021年9月29日 ルーツは1954年にまで遡る、歴史ある重賞・日本テレビ盃。8月のNTV盃から、施行条件や時期、さらには名前も変更しながらも、数々の名馬を世に送り出してきた一戦です。スマートファルコンやクリソライト、クリソベリルと、近年の勝ち馬は中央馬が目立ちますが、今回はそうした中央の強豪を相手に勝利を収めた地方の名馬たちをご紹介して... 梶原 為きち
競馬ニュース 競馬ノート [オールカマー]ハシルショウグンにジュサブロー……オールカマーに挑戦した、地方の名優たち。 2021年9月26日 67回目を迎える伝統の重賞オールカマー。創設当初は中山の2000mで行われていたが、グレード制が導入された1984年にGⅢに格付けされ、距離も2200mへ変更された。その2年後には、地方競馬招待競走に変更。招待競走として開催されたのはわずか8年だったものの、多数の地方馬が挑戦し、好勝負を演じる馬もいた。 今回は、中央勢... 齋藤 翔人
競馬ニュース 競馬ノート [白山大賞典]北陸から頂点へ!白山大賞典をきっかけに羽ばたいた名馬たち。 2021年9月22日 白山大賞典は、金沢競馬場で唯一行なわれるダートグレード競走。ただ、今年は開催の意味合いが、例年とは少し異なる。というのも、JBCが8年ぶりに金沢競馬場で開催されるからだ。 出走枠が限られるため確実なことは言えないが、白山大賞典の好走馬が、そのままJBCに出走してもなんら不思議ではない。また、出走できなかったとしても、そ... 齋藤 翔人
競馬ニュース 競馬ノート [ローズS]これぞ秋競馬の醍醐味!ローズステークスで逆転した、夏の上がり馬たち。 2021年9月17日 いよいよ秋競馬が始まり、牡馬・牝馬とも最後の一冠を目指す馬達にとっての前哨戦が行なわれる。 そこは、春のクラシックで活躍した馬と、夏場にメキメキと力をつけ、何としても優先出走権を得たい上がり馬が激突する舞台。そんな上がり馬が、春の既存勢力を撃破するシーンは、トライアルといえど痛快。これぞ、秋競馬の醍醐味ともいえる。 今... 齋藤 翔人
競馬ニュース 競馬ノート サクラチトセオーにトロワゼトワル……京成杯AHで、ハンデを味方につけた馬、跳ね除けた馬。 2021年9月10日 秋競馬の開幕を告げる京成杯オータムハンデ。筆者が真っ先に思い浮かべるこのレースのイメージは、タイムが非常に早くなるということ。皐月賞以来、およそ5ヶ月ぶりの開催で、馬場はいわゆる「パンパン」の状態。JRAレコードが出ることも珍しくない。 古くは、名牝ダイナアクトレスが1分32秒2という驚異的なタイムで優勝し、7年後に、... 齋藤 翔人
競馬ニュース 競馬ノート ドゥラメンテにナリタブライアン…数世代のみを遺し、早逝した名馬たち。 2021年9月3日 2015年の二冠馬ドゥラメンテが、急性大腸炎のため9歳という若さで亡くなった。馬名の由来は、イタリア語の音楽用語で「荒々しく」という意味だそう。その名のとおり、凄まじい活力、そして生命力が漲っているイメージがあっただけに、この若さでというのが、未だに信じられない競馬ファンは少なくないはずだ。 ここでは、ドゥラメンテをは... 齋藤 翔人