「名馬」を語る クロコスミア~名は体を表す~ 2022年11月12日 競馬ファンになると、競馬そのもの以外にも意図せず自然に身につく知識がたくさんあると、個人的には思っている。 例えば「的場」「南井」「池添」「御神本」「張田」そして「武」といった、なぜか競馬関係者に特に多いように思われる珍しい苗字があげられる。 そして、レース名に冠せられている「皿倉山」「開成山」「五頭連峰」といった地元... 枝林 応一
インタビュー [インタビュー]突然訪れた、中津競馬の廃止…。女性騎手・小田部雪さんが振り返る当時の光景。 2022年11月12日 かつて中津競馬場で活躍していた女性騎手、小田部雪さん。 インタビューの第2弾は、2001年の中津競馬場の廃止について語って頂いた。過去の辛い出来事を思い出させてしまう内容だったにもかかわらず、その当時のことや想いについて、詳しく振り返っていただいた。 ──小田部さんに話を伺う上で、2001年の中津競馬の廃止については、... ウマフリライター
「名勝負」を語る "世界"を知った秋…。日本の競馬ファンを驚愕させた、スノーフェアリーのエリザベス女王杯を振り返る。 2022年11月12日 1981年、「世界に通用する馬づくり」を掲げて国際招待競走・ジャパンカップが創設されて以降、海外から多くの競走馬が来日した。創設年には、米国で一線級とは決して言い難いメアジードーツの前にモンテプリンスやホウヨウボーイが敗れ去り、1983年には天皇賞馬キョウエイプロミスが自らの競走生命と引き換えに初めての連対。翌年、カツ... norauma
「名馬」を語る マチカネキンノホシ - Forget me not。忘れようにも忘れられない、軍団屈指の良血馬。 2022年11月6日 「記録よりも記憶に残る名馬」という言葉がある。 例えば、時に凄まじいまでの大逃げでファンを魅了し、重賞を3勝したツインターボ。反対に、強烈な追込みを武器に前を行く馬を次々とかわしさり、6つの重賞タイトルを獲得したブロードアピールらは、GIを勝利することこそ叶わなかったが「記録よりも記憶に残る名馬」といって間違いない。 ... 齋藤 翔人
「名馬」を語る 太陽の輝きと共に…。愛された"◯地"の活躍馬トーセンスーリヤが歩んできた、通算43戦の道のりを振り返る 。 2022年11月6日 JBC競走が始まる少し前、盛岡競馬場では岩手県知事杯OROカップが開催されました。 地方競馬で唯一芝コースがある盛岡競馬場の1700m戦で争われるM1競走で、優勝賞金の3000万円は地方重賞でも高額(JBCレディスクラシック2着で2100万円)のレースでした。 数少ない地方芝の重賞レースとあって、地方れ移籍した元JRA... zakkey(ザッキー)
インタビュー [インタビュー]1994年、中津競馬でデビュー。重賞戦線でも活躍した女性騎手、小田部雪さんが振り返る当時の思い出。 2022年11月5日 佐賀競馬場に、新たな競馬新聞が誕生した。 『日本一』が休刊となり、それに代わるように『馬物語』という新聞が発行されるようになったのである。 新しい新聞の登場だけでなく、その予想陣の顔触れに驚かれた方もいらっしゃるかもしれない。そこには2人の元騎手の名前が記されていた。兒島真二さんと、小田部雪さんである。 今回は、いま話... ウマフリライター
「名馬」を語る 実力はあれど、叶わなかったGⅠ出走……。GⅠ未出走の実力派、サクラセンチュリーが制した2005年アルゼンチン共和国杯を振り返る。 2022年11月4日 ──ただ強いというだけでは、GⅠ制覇はできない。 どんなに能力があっても、GⅡ・GⅢを何勝もした馬でも、GⅠレースの馬柱にその名を刻むことすら出来ぬままに競馬場を去って行く馬を何頭も見てきた。 GⅠ制覇に必要な条件とはなんだろうか? 持って生まれた丈夫な体、脚力、スピード、根性、気合……。GⅠ馬として、秀でた資質に恵ま... 夏目 伊知郎
「名勝負」を語る 必殺技の奥に隠された「秘技」に惑う。インカンテーションのみやこSを振り返る。 2022年11月4日 ダートを主戦場に活躍する馬は実に息長く活躍し、その場所を選ばない。JRAだけではなく、NARのダートグレードでも走る。日本全国を出走するために飛び回り、稼ぐ。いわば、さすらいの賞金稼ぎ。ちょっとやそっとではできない生き方は羨ましくも感じる。 まるで巡業するプロレスラーだ。ただ、最近のプロレスはネットのライブ配信があり、... 勝木 淳
インタビュー [JBC盛岡]溢れる岩手競馬愛!ふじポンさんに直撃インタビュー! 2022年11月3日 2022年、8年ぶりに盛岡競馬場にて開催される地方競馬の祭典JBC。前回のJBC盛岡では、その応援団長を務め、それ以降も長年に渡って岩手競馬の魅力を発信してきたタレントのふじポンさん。今回は、ふじポンさんに岩手競馬の魅力やJBCに対する思いを伺ってきた。 「岩手競馬の魅力は多岐に渡ります。その中のひとつが、岩手競馬とい... ひでまさねちか
「名勝負」を語る pick きみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋) 2022年11月2日 2022年の天皇賞・秋、パンサラッサは見事な大逃げを打った。ハイペースを刻んで1000メートル通過は57秒4。ずっと先頭を守って、守って、最後は差された。あふれんばかりの生命力をもって、元気よく走り切った。 私は「パンサラッサ本命なら、残り100メートルまでは絶対に楽しめるからね、アハハ」という職場のおやじを思い出して... 手塚 瞳