一体どれだけの夢を叶えたのだろう。あなたの愛馬は、とてつもないことを成し遂げた。 父がディープインパクト、そして母がラヴズオンリーミー。すなわち2016年のドバイターフを制したリアルスティールの全妹が、DMMドリームクラブの所有馬となったのは翌17年のことだった。「たくさんの人に馬主気分を味わい、感動を共有してほしい」...
- 「名勝負」を語る8万人以上の観衆が目撃した大脱出マジック〜2009年・安田記念〜2020年6月6日
- 競馬を学ぶ競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは?2021年4月4日
- 「名馬」を語る今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。2022年1月15日
- 「名馬」を語る君と感じた爽やかな風を想う〜私の青春、エアスピネル〜2022年12月31日
- 「名馬」を語る馬産地・青森より、愛をこめて。 - 青森県出身の2歳女王・タムロチェリー2023年1月3日
- 「名勝負」を語るきみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋)2022年11月2日
- 「名馬」を語るとにかく"逆をいく"馬。若駒時代の達観したゴールドシップの魅力を振り返る。2023年5月26日
- 「名勝負」を語るその葛藤に、用がある。 ~2001年 宝塚記念に寄せて2018年6月22日
コラム・エッセイ
2022年、一人の騎士が剣を置いた。その騎士の名前はペルシアンナイト。2017年マイルC Sを勝利したGⅠ馬だ。彼の引退に際して、ここでその成績を軽く振り返ってみようと思う。 2歳夏に小倉競馬場でデビューを迎えたペルシアンナイトは、見事1番人気の期待に応え、初出走を初勝利で飾る。スタートでは出遅れ、直線でのフットワーク...
かつて勤めていた出版社では新潟記念の日に競馬場へ行く、いわゆる旅打ちが恒例だった。私が参加したのは入社して最初の夏、2018年。その年の新潟記念は当時3歳だったブラストワンピースが1番人気に支持された。前日は朝から雨、馬場状態も新潟としては珍しい重馬場。午後も曇りがちで、大層涼しい一日だった。当日は天候一変、夏のカンカ...
今でこそ多くの日本馬が出走し、勝利や好走をあげ、我々を楽しませてくれる香港国際競走デー。その日は日本でも、年末のビッグイベントと言っても差し支えない程の盛り上がりを見せる。 しかし、まだ香港国際競走が国内でそれほど盛り上がっていない時代──そして香港国際競走の国際グレード自体もまだG1表記ではなかった時代に、快挙を成し...
「ステイフーリッシュ、及ばなかったか……」 2021年12月12日、私はかたずをのんで、スマートフォンの小さな画面越しにシャティン競馬場の様子を見つめていた。地元のヴィンセント・ホー騎手を鞍上に迎えたステイフーリッシュは積極的な競馬に打って出るも直線じりじり後退し、5着に敗れた。 2001年、短波ラジオのイヤホン越しに...
菊花賞当日の5レースに行なわれる新馬戦は、後のGI馬を多数輩出してきた出世レース。改めて、その実績を振り返ってみる。 2020年 1着シャフリヤール:ダービー2018年 1着ワールドプレミア:菊花賞、天皇賞・春2013年 1着トーセンスターダム:豪・GIトゥーラックH、エミレーツS2012年 1着エピファネイア:菊花賞...
1998年11月1日、音速の逃亡者は府中の大欅の向こうで、まだ行ってはいけないもう一つのゴールを駆け抜けてしまった。栗毛の美しい馬だった。どんな馬が出てきても、そのスピードに追い付ける者など存在しないかのような強烈な走りだった。 多くの人が悲しみに暮れ、彼の残した伝説と、もし無事であったらの「たられば」談義を語るように...
川崎記念。日本で一番早い時期に行われるJpnIであり、この年のダートグレード中距離路線を占う注目のレースである。このレース、と言うかダートグレードレース全般に言えるが、私に親しみ深い金沢の所属馬がこのような大舞台に乗り込んでいくという事は滅多にない。 金沢がこの時期冬休み中だから出てこない……と言う訳ではない。その証拠...
1.サトノダイヤモンド、『ウマ娘』に登場 2020年12月に行われた、サイゲームスによるメディアミックスコンテンツ『ウマ娘』の公式生放送。視聴者の耳目を集めたのは、コンテンツの本丸であるスマートフォンゲームのリリース日発表であった。しかし、筆者が最も驚いた発表は、新キャラクター「サトノダイヤモンド」の登場である。競馬フ...
「推しの推し」は半分愛馬 2003年、東京優駿(ダービー)。テレビをつけると、競馬番組でMCをしていた俳優の宮川一朗太さんが、とても喜んでいる様子が映し出されました。宮川さんの一口愛馬・ネオユニヴァースがダービーをとった瞬間でした。私の芸能人の初恋が宮川さんだったこともあり、喜ぶ宮川さんを見て自分まで嬉しくなったのを覚...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]世界を完封! 主役はやはり日本総大将~2024年・ジャパンカップ~
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[重賞回顧]最速の母”ラッシュ”から魂の”ラッシュ”へ、鞍上が繋ぐ悲願成就!~2024年・マイルCS~
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[重賞回顧]”バド”の雪辱を、”スタニング”が晴らす見事な勝利~2024年・エリザベス女王杯~
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[重賞回顧]夕暮れに映えた白き古豪、ハヤヤッコ~2024年・アルゼンチン共和国杯~
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[地方レース回顧]意地の連覇、意欲の挑戦~2024年・マイルチャンピオンシップ南部杯~
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[重賞回顧]いざ、逆襲のとき。武豊騎手とドウデュースが感動の後方一気!~2024年・天皇賞秋~
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[重賞回顧]夏を越して走りが洗練されたアーバンシックが菊の大輪を戴冠!~2024年・菊花賞~