それぞれの競馬愛 [特集]どん底から、歓喜の復活へ。骨折を乗り越えた名馬たち。 2021年4月21日 日々、全力でしのぎを削る競走馬たち。競走馬には、常に怪我の危険性が付いて回ります。素質のある期待されていた馬が骨折で引退、人気の名馬が屈腱炎により長期離脱、さらには、より悲しい結末を迎えることも──。 しかし一方で、骨折という大怪我を乗り越え、競馬場に戻ってきた馬たちがいます。 そして中には、もう一度『復活勝利』をあげ... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 三冠すべてで「13番枠」、忌み数に挑んだ牝馬バプティスタについて 2021年4月11日 日本では古来から、説明の付かない現象や奇異な伝承といったもの「7つをひとまとめ」にして七不思議と呼ぶことがある。単に説明が付かなかったり、科学的根拠の無いジョークやジンクスといったものも含めて、様々な界隈でささやかれる。当然、競馬の世界でもそういったことは言われているものだ。 「ノーザンテースト産駒の栗毛は、大成しない... 並木 ポラオ
それぞれの競馬愛 桜の季節に笠松を想う。~1994年桜花賞・オグリローマン〜 2021年4月10日 笠松駅は、名鉄名古屋本線の岐阜寄りに位置する。 名古屋駅から名鉄特急岐阜行きに乗ると、地下ホームから発車した電車はトンネルの暗闇を通って、すぐに明るい地上に出る。左側を並走する東海道新幹線を横目に、名鉄特急はぐいっと右へカーブしていく。 ほどなくして庄内川を渡ると、沿線がそのまま生活導線になっているような街並みを駆ける... 大嵜 直人
それぞれの競馬愛 一度も会えなかったけれど、私の心には生き生きと - トウカイテイオー産駒チタニックオー 2021年4月5日 ウマフリ読者の皆様、こんにちは。「チーム・テイオー」「トウカイテイオー産駒の会」会員のエドリンです。 私事ですが、4月1日は私の誕生日でした。「誕生日!」と浮かれる年齢でもないし、できれば素知らぬ顔でやり過ごしたいくらいです。ところが、そうできない理由が、私にはありました。以前、私と同じ誕生日の競走馬がいたのです。──... チーム・テイオー トウカイテイオー産駒の会
それぞれの競馬愛 マツリダゴッホと私〜今日も5,230円の借りを返しに〜 2021年3月15日 競馬場に通う人には、いろいろな理由があると思うけれども、私は今日もあの日の借りを返しに通っている。 "借り"ができる 2007年の暮れのことだった。WINSに有馬記念の馬券を買いにいくと家人に、ふと気が向いて馬券を頼んだ。「で、どの馬を買うの?」オッズも何もよくわかっていなかった私は、そこで、一番不思議な名前の馬の単勝... ぺんぎん
それぞれの競馬愛 「競馬嫌い」の僕を「競馬好き」にした競走馬、ヤマカツエース。 2021年3月13日 2017年3月11日土曜日の午後。何気無くテレビを見ていた。ファンファーレが鳴る。ゲートが開いたのが見えた。 僕は、競馬が嫌いだった。頭の中で、動物虐待とリンクしたからだ。ムチで叩き、無理やり走らせている──ただの見世物で、怪我をしたら、お役御免。そんな物に夢中になる事は出来ない。歓声などあげられるはずもない。そう思っ... ウマフリライター
それぞれの競馬愛 オーストラリア競馬 エネイブルの半弟を共有!24歳日本人がオーストラリアの共有馬主をして感じたこと。 2021年3月11日 はじめまして、ジェイと申します。 皆さんは、オーストラリアで共有馬主をしてみたいと感じたことがありますか? 私は現在、オーストラリアでエネイブル半弟であるセントロイドの共有馬主をしています。今回は、私がどうやってオーストラリアで共有馬主を始めるに至ったかをお話ししていきたいと思います。 強烈な強さを目の当たりに。エネイ... ジェイのG1馬主への道!
それぞれの競馬愛 引退後も、見守る。〜私と、親子3代GⅠ馬トウカイポイント〜 2021年2月22日 ウマフリ読者の皆様、こんにちは。「チーム・テイオー」「トウカイテイオー産駒の会」会員のエドリンです。今回は、トウカイポイントについてご紹介します。 私にとって、トウカイテイオーはシンボリルドルフの長男格で、トウカイポイントはテイオーの長男格です。この3頭は、みんなGⅠ馬。ファンにはたまらないGⅠリレーです。 馬券を買い... チーム・テイオー トウカイテイオー産駒の会
それぞれの競馬愛 私にとっての誘導馬。 2021年2月14日 私と誘導馬との出会いは、2003年ごろに遡ります。きっかけは、京都競馬場で行われたナリタトップロード引退式やジャングルポケット引退式で写真を撮り出したことでしょう。それまでは、競馬場に行っても誘導馬は見る程度の存在でした。 ここでは、私が20年近く誘導馬を継続して撮影することのきっかけとなった誘導馬3頭を紹介して、誘導... ふわ まさあき
それぞれの競馬愛 2月の府中で願った「波乱」~願いは叶わなくとも、忘れられない馬〜 2021年2月13日 2020年の牡馬クラシック三冠を無敗で制したのはコントレイル。その父ディープインパクトも無敗で三冠達成を成し遂げたのは2005年──コントレイルの偉業達成から15年ほど時を遡る。 この年の大相撲は横綱の朝青龍が年6場所全てで優勝。84勝という年間勝利数は断トツの数字だった。さらに政治の世界では小泉純一郎氏が率いる自民党... 並木 ポラオ