競馬の秋を告げる毎日王冠。 ウオッカが2年連続2着、その2年目にウオッカを負かしたのはカンパニーだった。 カンパニーはその後、天皇賞(秋)、マイルチャンピオンシップと3連勝。 8歳にして覚醒し、競馬ファンをあっと驚かせてみせた。 タフな古豪だからこそ走り切れたであろうこのローテーションは、最近あまり見かけない。 東京芝...
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23年前、1頭の牝馬とひとりの調教師が懸命に生死をかけて戦った。 調教中の事故で負った骨折は予想以上に重傷だった。 獣医が厳しい判断を下すも、なんとか命を助けて欲しいと調教師は食い下がった。 サラブレットが脚を痛めた場合、たとえ手術が成功したとしても、その後に厳しい状況が続くのは周知の通りだ。 24時間予断を許さない状...
2019年9月15日、競馬ファンに衝撃が走った。 現役時代にGⅠを勝利し、現在は引退馬として余生を過ごしているタイキシャトル、ローズキングダムのたてがみが相次いで切られるという事件が発生した。さらに立て続けに、他牧場のウイニングチケット、ビワハヤヒデも同様の被害を受けたことが判明し、社会問題にも発展している。 そこで最...
芝マイル戦の日本レコード1分30秒5は今春東京ヴィクトリアマイルでノームコアが記録した。 新潟競馬場の芝マイルのレコードはドナウブルーが関屋記念で作った1分31秒5。 中山競馬場では京成杯AHで1分30秒7。 高速化が進んだいま、1分32秒台は条件戦でも記録され、31秒から30秒の時代になった。 ところが、中京競馬場の...
大混戦とは毎年使われる函館記念の慣用句のようなものだが、今年もやはり大混戦。前走重賞で3着以内だったのは鳴尾記念3着のステイフーリッシュのみ。1、2着のほかに9頭が参戦する巴賞組だが、そのレースは13番人気スズカデヴィアスが勝ち、波乱決着。そして、函館記念ではスズカデヴィアスではなく、巴賞で2番人気9着敗退のマイスタイ...
2019年7月7日。 6年振りに七夕賞が七夕当日に行われた。年に1度、織姫と彦星が天の川の岸辺で出会うと伝わる七夕だが、梅雨の真っ只中にある福島競馬場の上空は鉛色の雲で埋め尽くされ、天の川はおろか、ベガ(織姫)もアルタイル(彦星)も望めそうになかった。それでも想像を超える豪雨や長雨に見舞われる地域を考えれば、雨がなかっ...
2012年の菊花賞勝ち馬・ゴールドシップ。 数々の名勝負を繰り広げた芦毛の人気者は、G1で6勝という好成績を残して2015年有馬記念にて引退。そのまま、種牡馬として第二の馬生を歩み始めた。 ゴールドシップといえば、多くの武勇伝だけでなく、須貝厩舎・今浪隆利厩務員から多くの愛情を受けていたことも印象的な競走馬であった。フ...
桶狭間、雨中決戦。猛者たちの意地、飛び込む新星 今から459年前の1560(永禄3)年6月。 尾張の織田信長が海道一の弓取りといわれた今川義元を破り、戦国下剋上に名乗りをあげた、桶狭間の戦いが起こった。 谷あいで休んでいた今川本隊に崖から馬を駆って一気に攻め立てたなど伝説めいた話が多いが、実際には事前に情報戦を仕掛け今...
POG界でも、一口クラブ所属馬は見過ごせない存在。多数の活躍馬が、クラシックや重賞戦線を賑わせます。そこで今回は「ウインレーシングクラブ」所属の注目の2歳馬をご紹介していきます。ウインレーシングクラブといえば、ウインクリューガーやウインバリアシオン、ウインフルブルームなど不思議な魅力を持つ馬が多数在籍してきたクラブ。2...
今年のクラシック戦線も、一口クラブ勢の躍進がとまりません。 そんな中で赤い勝負服の東京サラブレッドクラブは毎年のようにクラシック戦線にクラブ馬を送り込み、非常に堅実にPOG期間に勝ち星をあげてきたクラブです。 桜花賞終了時点でのデータになりますが、2010年生産から2017年生産までの間で、春のクラシック出走を果たした...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~
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[重賞回顧]傑出した瞬発力でライバルを圧倒!無傷3連勝を達成したシックスペンスが、堂々クラシック候補に名乗り~2024年・スプリングS~
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[重賞回顧]良血の外国産馬エトヴプレが一気の逃げ切りで後続を完封!~2024年・フィリーズレビュー~