新潟競馬夏の開幕を飾る重賞、そして今や夏競馬の風物詩となった重賞「アイビスサマーダッシュ」。新潟競馬場改修後に作られた1000m直線コースを駆け抜ける、年に1度のG3競走です。 21世紀に入ってから創設された比較的新しい重賞競走ながらも、現在では「夏競馬と言えば」という代名詞的なレースとしてあげられるほど。そしてこのコ...
コラム・エッセイ
コラム・エッセイの記事一覧
ウォーターリーグ、ウォータールルド、ウォーターパルフェ、そして2022年の牝馬クラシック路線を大いに盛り上げているウォーターナビレラなど”ウォーター”の冠号を持つ馬を所有している山岡正人オーナー(64歳)。地元京都で長年フレンチのシェフとして腕を振るわれ、現在は先代故山岡良一氏の後を継ぎ近畿機械工業株式会社の代表を務め...
憧れのワールドツアー 競馬漫画の金字塔『みどりのマキバオー』には、次のようなエピソードがある。主人公・ミドリマキバオーのライバルであるカスケードは、無敗で朝日杯3歳Sを制すると、国王からの招待を受けてドバイへと旅立った。そこには地元UAEはもとより、イギリス・フランス・アメリカなど、世界各国から招待を受けた強豪4歳馬が...
2015年のバレンタインデーに、一頭の良血馬がデビューを迎えた。 その名はグレーターロンドン。 父は言わずと知れたディープインパクト、母は卓越したスピードを武器にデビュー3連勝でファンタジーSを制し、桜花賞でも2着に入ったロンドンブリッジ。さらに兄姉にはオークス馬のダイワエルシエーロや重賞2勝のビッグプラネット、甥には...
こんにちは。ウマフリライター、徳澤泰明です。 世の中に様々ある、家宝級の競馬アイテム──。今回は馬券編の第7回目として、「ウマ娘」にも登場する競走馬の紙馬券をご紹介します。 「ウマ娘」については、筆者自身、最初は斜に構えて遠目から見ていたのですが、ひょんな事からアプリにハマり、アニメを見てみると凄く細かいところまで競走...
2011年4月27日。衝撃のニュースが競馬界を駆け抜けた。 ──メジロ牧場、解散へ。半世紀に亘る歴史に幕。 メジロアサマ・メジロティターン・メジロマックイーンによる父仔三代の天皇賞制覇、メジロラモーヌによる史上初牝馬三冠、メジロライアンとその仔メジロブライト、メジロドーベルが果たした記憶に残る数多のG1制覇、そして個性...
2018年7月。この月の末日をもって、10年超勤務した会社を退職することが決まっていた私は、後任への引き継ぎ、そして、かつて担当したお客様への挨拶回りに追われていた。その挨拶回りの中で分かったのは、意外にも競馬好きが多かったこと。競馬の話を1つ2つしておけば、あのときの商談はうまく進んでいたかもしれないのに……。今さら...
2022年6月28日、メジロベイリーが繋養先の東北牧場フォレブルーで老衰のため亡くなった。24歳だった。通算成績は7戦2勝。現役生活は、同時にケガとの戦いになったものの、短くも太く、非常に濃いものだった。 名門メジロ牧場が生産した最後のGI馬としても知られるメジロベイリー。ただ、それ以外にも注目される点がいくつかあった...
条件戦を際立つパフォーマンスで突破し、勢いそのままに古馬重賞へ挑む馬には、独特の魅力がある。 「前走の内容は圧倒的。ここも通過点。まだまだ底は見せない」 「いや、ここは一気の相手強化となる。ペースも違うし経験不足。そう簡単にはいかないのでは?」 競馬ファンは思い思いの評価を下し、その結末を予想する。そして多くの場合、歴...
ラジオNIKKEI賞は、年に1レースしか行なわれない世代限定のハンデ戦。GIやGI級の大レースを勝利したマルゼンスキーやダイナコスモスが出走したのは、遠い昔、別定戦の頃の話。近年は、春のクラシックで好走した馬が参戦することはほぼなく、混戦になることが多い。 一方、このレースの特徴として挙げられるのが、2、3着に惜敗した...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]天性のセンスがまたも爆発! ジャンタルマンタルが隙のない完璧な競馬で3歳ベストマイラーの座を獲得~2024年・NHKマイルC~
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[重賞回顧]師弟で掴んだ王者の称号。長期休養を乗り越えたテーオーロイヤルが古馬最高の栄誉を獲得!~2024年・天皇賞(春)~
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[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~