ゴンドラ席と新潟3歳ステークス 近頃の私は、スタンド上層階の指定席に座ってレースを観戦することが多くなった。 しかし90年代の競馬観戦は、開門と同時にダッシュして目当ての場所にレジャーシートを敷くことからスタート。ゴール板手前のフェンスの最前列に陣取って、通過する馬たちの蹄音を耳へ流し込むことが「競馬観戦の証」だった。...
- 「名馬」を語る君と感じた爽やかな風を想う〜私の青春、エアスピネル〜2022年12月31日
- 「名馬」を語る今度こそ、何度でも。カレンブーケドール、どうか大輪の花を。2022年1月15日
- 「名馬」を語る馬産地・青森より、愛をこめて。 - 青森県出身の2歳女王・タムロチェリー2023年1月3日
- 「名馬」を語るとにかく"逆をいく"馬。若駒時代の達観したゴールドシップの魅力を振り返る。2023年5月26日
- 競馬を学ぶ競走馬に会いに行く際、絶対に守ってほしい『牧場見学の9箇条』とは?2021年4月4日
- 「名勝負」を語るきみがいない未来と、パンサラッサのこと - 2022年・天皇賞(秋)2022年11月2日
- 「名勝負」を語る8万人以上の観衆が目撃した大脱出マジック〜2009年・安田記念〜2020年6月6日
- 「名勝負」を語るその葛藤に、用がある。 ~2001年 宝塚記念に寄せて2018年6月22日
コラム・エッセイ
七つの海(ななつのうみ) the Seven Oceans南・北太平洋、南・北大西洋、インド洋、南極海(南大洋(なんたいよう))、北極海の七大洋をいう。(後略)出典小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) 2006年・菊花賞で英雄ディープインパクトに三冠を取らせまいと最後まで食い下がったアドマイヤジャパンが、穏やかな眼差し...
北海道開催のハイライトと呼ばれるのが、夏のローカル開催唯一のG2競走・札幌記念。夏場にはG1競走が行われないこともあり、数々の実力馬たちがここに集まってくる。最近は、秋の凱旋門賞のステップレースとしてここを使う馬も増えてきた一戦。レース全体のレベルとしてもソダシをはじめ、毎年のようにG1ホースが出走するようになってきた...
1997年夏 - 秋のG1戦線へ向け、挑戦者として参戦した札幌記念 デビュー前から伊藤雄二調教師を虜にし、1996年にはダイナカールとの親子2代でのオークス制覇を達成したエアグルーヴ。 だが期待馬ゆえプレッシャーだろうか。その後の秋華賞では、周囲の勝ちたい気持ちが空回りしてしまったかのように調整が失敗する。その上、当日...
数多の競馬シーンを1ページずつ読み解いていくと、どの競走馬にも運命の分かれ道と思える瞬間が見つかる。 勝利で拓ける道もあれば、勝利が回り道の入り口になることもある。敗北で絶たれる道もあれば、敗北が飛躍の契機となることもある。「生まれた時代が早すぎた」と言われた馬が、それ故に大きなチャレンジを成し遂げて名を残すこともある...
トウカイテイオー後継種牡馬プロジェクトとして、2019年〜2020年にクラウドファンディングにより種牡馬となったトウカイテイオー産駒、クワイトファイン。クワイトファインは2022年に、3月22日に母ママテイオーノユメの牝馬、4月11日に母バトルクウの牝馬を送り出し、ファンからの熱い視線を集めている。そんな中、今年、新た...
古兵。ふるつわもの。― 多くの戦を経験した老巧の武者。転じて、その道にかけて経験・年功を積んだもの。響きがよい言葉ではないか。同じ意味を持つ「古豪」という言葉がある。個人的な主観ではあるが、「ふるつわもの」は「古豪」よりも不器用な感じがする。そして「古豪」よりも何かしらこだわりを感じさせる。ダイワテキサスにはこの「ふる...
2011年のデビューと同時に、日本競馬界でも随一の名門・藤沢厩舎に所属した杉原騎手。藤沢調教師といえば、古くは90年代にはタイキシャトルやバブルガムフェロー、00年代にはシンボリクリスエスやゼンノロブロイらを管理。10年代にもレイデオロやグランアレグリアなど、数えきれない名馬を送り出してきたレジェンドだ。そんな名門に新...
関東オークス2着馬ラブパイローなどを生産した牧場、トラストスリーファーム。今回は、生産牧場としての想い、そして生産馬への想いを、代表の岡崎さんに伺ってきた。45歳で生産牧場を経営する競馬人の考える、生産牧場の在り方とは──。 良い意味で、記憶に残るエピソードのない馬。 生産馬であるラブパイロー。父パイロ、母父アドマイヤ...
2022年7月末日、新潟の名物重賞アイビスSDで7番人気ビリーバーが勝利した。鞍上はデビュー12年目の杉原誠人騎手。人馬にとって、そして同馬を所有するミルファームにとって、これが初めての重賞タイトルである。その勝利に、SNSでも祝福の声が多くあがった。今回は、重賞初制覇を達成した杉原誠人騎手に、勝利の喜びやオーナーとの...
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語り継がれし「名馬」たち
レース回顧
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[重賞回顧]天性のセンスがまたも爆発! ジャンタルマンタルが隙のない完璧な競馬で3歳ベストマイラーの座を獲得~2024年・NHKマイルC~
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[重賞回顧]師弟で掴んだ王者の称号。長期休養を乗り越えたテーオーロイヤルが古馬最高の栄誉を獲得!~2024年・天皇賞(春)~
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[重賞回顧]美しいレース運びで惜敗続きにピリオドを打ったアドマイヤベルが、オークスの優先出走権を権得!~2024年・フローラS~
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[重賞回顧]天まで届け勝利の凱歌。史上まれに見る混戦を制したのはジャスティンミラノ!~2024年・皐月賞~
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[重賞回顧]中118日の雪辱劇!『マジックマン』に導かれたステレンボッシュが、逆転で桜の女王を戴冠~2024年・桜花賞~
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[重賞回顧]躍進著しい上村厩舎の大黒柱ベラジオオペラ。ダービーの雪辱を果たし、GⅠ初制覇を達成!~2024年・大阪杯~
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[重賞回顧]雪辱vs雪辱の死闘を制したマッドクールが、待望のGⅠ初制覇~2024年・高松宮記念~